電験の科目合格制度についての理解と活用法を解説します

電験全般
スポンサーリンク
ないお
ないお

電験の科目合格制度とはなにか知りたい。ついでにうまく科目合格を利用した戦略も知りたい。

こういった悩みにお答えします。

電験では科目合格制度というものがあり、電験3種では計4科目を一度に合格できなくても、3年以内に全て合格できれば免状を取得できます。

以前の試験制度では、一発合格のみ受け付けていたらしいですがあまりにも合格率が低いので優しくなったようです。

とはいえ試験としてはハイレベルなことには変わりありませんので、正しい科目合格の知識をつけて合格を勝ち取る必要があります。

ということで、今回はそんな電験の科目合格について説明していきたいと思います。

スポンサーリンク

電験の科目合格制度についての理解と活用法を解説します

電験は、各科目で大体60%以上問題を正解すれば合格できるようになっています。

例えば理論60点、電力50点、機械62点、法規70点とかだと不合格は電力だけになります。

そうすると、3年以内に電力を合格すれば晴れて電気主任技術者になることができるということです。

では実際のところの制度内容や、各科目の難易度とか合格データとかどうなの?というところを説明していきます。

電験の科目合格制度ってなに?

電験の試験では、一度科目合格をすると合格が2年間保留され試験が免除されるようになります。

受験して科目合格しているとハガキが送られてきて、何年まで免除と書いてあったりします。

具体的な科目合格の例を下記にて説明します。

もし3年目で機械が合格できなかったら、4年目に理論と法規の試験が復活しますので、何としても取る!という意気込みで勉強をしたほうがいいですね。

こういった失敗したパターンは電験の負のスパイラルにはまってしまってますね。

ですので、できるだけ短期間で勝負を決めたいところです。

受験者数と合格率データから読み解く傾向分析

電験の科目はそれぞれ難易度が違うので、科目合格の推移を見てもその差がよくわかります。


一般財団法人 電気技術試験センター様より転載

最近ですと、大体13,000人程度の科目合格者がいるようですね。

平成30年度でいえば科目合格者率は約20%、一発合格者率は6%になります。

細かい詳細については下記の図の通りです。

一般財団法人 電気技術試験センター様より転載

どれだけ難しい試験なのかがわかりますね。

特に法規が難しいようで、科目合格でも6.6%と非常に低いです。

次いで理論科目が11.6%となっていますから、この2科目は最初に合格しておくべきといえます。

まずどの科目を合格するべき?

すでに説明してしまいましたが、まず初めに合格するべき科目は理論と法規になります。

なぜかというと理論は電験問題の基礎、さらにいえば電験合格の要になるからです。

そして法規は最近難化傾向にありますので、できるだけ早く片付けておくことをオススメします。

じゃあ例えばどういった勉強をしていけばいいか?ということについてお話していくと、数学はまずちゃんと学ぶべきですね。

理論の対策としては下記の通りです。

①理論の過去問を見て傾向を分析する
②必要な知識をどの参考書で得られるか調査する
③参考書を購入し勉強する
④わからないところがあればより簡単な参考書や専門書を用意する
⑤繰り返し問題を解く(計算に慣れる)
⑥過去問を数年度残し模擬試験を行う
⑦本番へ

上記の通りです。

やり方としては、受験勉強とかと一緒なのではないかと思っていますが、あれほどは参考書を用意する必要はないです。

あって4~5冊程度でしょうか、むしろ他の科目、特に電力と機械が専門書を必要とする可能性が高いかと思います。

スポンサーリンク

科目合格制度を利用した合格に必要な戦略の立て方

ではより具体的な科目合格の戦略について解説していきます。

なぜ戦略が必要なの?というと、勉強をしていると自分の勉強が正しい方向に向かっているかどうかが途中でわからなくなるからです。

あらかじめ正しいやり方を練っておけば、脳死状態でその通りにやるだけいいので勉強に集中できます。

ということで、実際に僕が考えてやった勉強計画について説明します。

ゴールを決めてまずは準備と計画を立ててみる

まずは目標とするゴールを決めておくことが重要です。

今までの説明から、まずは理論と法規の合格を目指すことが先決なので、目標を理論と法規の科目合格とします。

例えば今日が2019年6月1日だとして、戦略を練ります。

まず試験日程の把握は下記公式サイトにて確認ができます。
一般社団法人 電気技術者試験センター公式サイト

とはいえまだ載ってないので、大体9月くらいと想定しておきます。

自分のレベルからどうするか考える必要があるので、簡単にですが要素を抽出してみます。

・電気の知識は初心者
・電気関係の仕事にもついていない

上記の通りであれば、比較的簡単なところから勉強をやっていく必要がありますので、それを考慮した図がこちらです。

これを見てもらえばわかる通り、合格に必要な項目はあまりないのですが4科目同時受験だとこの2倍勉強が必要になることがわかります。

社会人であれば限られた時間の中で勉強する必要がありますから、一気に4科目合格はなかなか厳しいのではないでしょうか。

とはいえ科目合格に絞るとこのように比較的余裕をもって試験に臨めるので、合格確率も上がります。

計画通り2科目合格することができれば、次の年は電力と機械のみになりますので、運がよければ次に合格を勝ち取ることができるかと思います。

計画の通りに勉強を継続していく

このように計画を作成したら、愚直に勉強を継続することが大事です。

毎月1項目のみですので、そこまで負担にならないかと思います。

重要なのは習慣化させることですので、最初の数か月の勉強は習慣付けるために意識的に勉強していきましょう。

例えば計算練習を毎日会社ついて10分間やってみるとか、昼休みに30分やってみるとか。

続ける工夫としては何かの行動とセットで行うことがよくて、出社後やるとか昼休み後やるとか、晩御飯後やるとかですね。

そういった習慣付けをすることで勉強のハードルが下がり無理なく続けられるようになるかと思います。

過去問をうまく使って模擬試験を数度行う

先ほどの図で説明している通り、過去問をうまく使って勉強することが何よりも重要です。

正直いって参考書を何周も読むよりアウトプット、つまりは問題解答をしたほうが頭に入るかと思います。

もっといいのは誰かに教えてみたりといったことですが、それはなかなかハードルが高いのでまずは過去問演習を重ねるといいです。

電験はほぼ応用問題なので、その系統の知識を多角的に展開して問題を解けるようにしておかなければなりません。

それがつまり応用力をつけるということでして、これは度重なる問題演習の中からでしか身につけることができません。

ですので、過去問を解きながら参考書を繰り返し読むことが必要です。

過去問⇒参考書⇒過去問…というサイクルをグルグル回してください。

そうすると、インプット⇒アウトプット⇒インプット…といいサイクルに入ることができます。

最終的には過去問を使った模擬試験をしたいので、5年分の問題くらいはやらないで残しておくことをオススメします。

スポンサーリンク

電験の科目合格制度についての理解と活用法を解説します:まとめ

科目合格ありきで合格できるのは、電験3種までと個人的には思ってます。

理由は電験2種とかだと二次試験が待っているからですね。

科目合格しなきゃ一次試験が突破できない程度の知識だと、余裕で跳ね飛ばされるのが電験2種と1種になります。

ただ今回は初心者がどう電験を攻略するべきか?ということを考えて記事をまとめました。

ですので、まずは電験3種合格を目指す方法の一つとして科目合格制度を利用して攻略するといいのではないかと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました