電験認定取得に必要な実務経験とコツについて説明します

電験試験対策
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ないお
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電験の認定基準となる実務経験はどのように積むべきか知りたい。

こういった悩みにお答えします。

電験には、取得する方法が2つあります。

①認定合格
②試験合格

試験合格ですと、特に取得に関する実務経験の縛りはないのですが、認定の場合はしっかり定められています。

もし認定基準についての知識がないと、本当は取得できないのに面接の予定を立ててしまうかもしれません。

ということで、今回は電験の認定基準と経験の積みかたや、実務経歴書の書きかたなども説明していければと思います。

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電験認定取得に必要な実務経験とコツについて説明します

電験認定の際必要になる実務経験は、電気の保安または管理の仕事を数年間実施すれば取得可能となります。

数年間というのは、資格のレベルによって3つに分かれます。

①第三種電気主任技術者:工業高校の電気科卒
②第二種電気主任技術者:高専や短期大学の電気工学科卒
③第一種電気主任技術者:大学の電気工学科卒

さらに自分が卒業した学校によっても年数は変わってきて、大雑把にいえば工業高校卒が3年、大学が1年というような感じです。

詳しい認定校の探し方については、経済産業省のHPに記載がありますが、探すのが面倒ですのでこちらにリンクを用意しました。

認定校一覧:経済産業省HPより転載

認定取得の際、こちらに記載されている学校を卒業していないと、単位が足らず認定を得ることができないかもしれないのでご注意ください。

では、次から詳しい内容に入っていこうと思います。

認定に必要な実務経験年数とは

認定に必要な実務経験年数やその条件などは、経済産業省管轄の保安監督部などで説明がなされています。

関東東北産業保安監督部東北支部電力安全課HPより転載

上記の通りです。

僕は関東圏に滞在しているので、関東東北産業保安監督部東北支部が該当部署となります。

関東東北産業保安監督部東北支部

こちらのHPより、電気主任技術者免状交付申請というところをクリックしていくと詳しい内容が書かれたページを見ることができます。

で、こちらに学歴または資格という表がありますので、基本的にはこちらを基準にして認定できるかどうかを判断すればいいと思います。

このように認定条件はいろいろとありますので、自分の状況をよく確認して、申請するかどうかを考えるといいです。

一般的には三種を取得後、二種は認定取得というのがほとんどですが、その場合は以下の通りとなります。

①第三種電気主任技術者を取得
②5年の実務経験の後、第二種を申請
③第二種取得

また、認定手続きには各支部の予約状況によりかなり時間がかかってしまう場合があります。

ですので、そこらへんも考慮しつつ認定手続きを進めるようにしましょう。

実務経験が積めない業務とは

認定に必要な実務経験は、基本的に電気の保安または管理に関する業務をすることで、実務経験とみなされることになります。

電気主任技術者とは、建物の電気管理の責任者ですから、そういった業務を行うことでしか実務経験とはなりません。

ですので、電気工事業や施工管理業では主任技術者業務をすることはできませんので注意してください。

例えば僕のような工業高校電気科卒で、どうしても電気主任技術者を取得したい!となれば、まずは三種の認定手続きを進めることになります。

そして、もし現在電気工事もしくは施工管理などの会社で働いている場合には、自分の卒業した学校が認定校かどうか確認してください。

無事入っていると判断できたら、そのままだと実務経験が積めませんので、転職等を検討する必要があります。

転職先については、電気の保安と管理を行える仕事をする必要があるので、概ね該当するのが電気保安法人または電力会社、ビル管理業者などとなります。

よって、実務経験は限られた業務でしか積み上げることができませんので、まずこれを理解してから行動することをオススメします。

オススメはビル管です

実務経験を積む上でオススメなのが、ビル管理会社で働くことだと思います。

理由としては一般的に入社が簡単なのと、認定取得をしている人が大勢いるので資料が豊富である点が挙げられます。

僕の職場でも、ここ数年で2名ほど認定取得者が出ましたので、ある程度のテンプレートは出来上がっているため取得が楽かなと思います。

こういった、さらに簡単に取得できそうな環境を探してみるのもいいのではないでしょうか。

ただし注意すべきは、認定の際は基本的にその設備を設置した会社の許可と、ビル管理会社の許可が必要と覚えておいてください。

つまり、『この人はこの業務をやっていたと我々が証明します』という証拠を提出しなければならないからです。

具体的に言えば、2社の会社名と社長名が入った角印などを押印する必要があります。

また、そういった手続きをする際「そんなもの押せない!」といって押してくれない会社などがたまに存在しますので注意してください。

そうなったら会社での認定取得は諦めるしかありませんから、転職する際にはよく確認しておく必要がありますね。

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実務経歴書の書き方や注意事項について

実務経歴書の書き方については、各支部にて説明を受けることになりますが明確な手順書が存在せず苦労することが多いです。

実務経歴書を提出すると面談を行いますが、その際に何度も質問を繰り返され必要なことを記入するよう指示が出ます。

この面談を結構な回数やることになりますので、途中でイラっとして対応してしまうとさらに厄介なことになりかねないので注意しましょう。

また、実務経歴書は過去提出したものをベースに書き換え、提出すれば一番楽であります。

もっとも誰もがこういった状況にあるとは限りませんので、今回はそんなときのコツを教えていきたいと思います。

過去の経歴書を真似る

一番いいのは、過去の実務経歴書を真似て作成してしまうということです。

特に考える必要もないですし、各支部への提出時注意を受けることも減るでしょう。

ただし、書いた内容に関しては全て具体的に把握しておく必要があります。

要所要所で説明を求められる場合が多く、ここでうまく答えられないと「ちょっとじゃあ記載しておいてください」とか言われますので注意です。

で、もし例が存在しないけど認定取得をしたい場合、実務経歴書を購入するしか手立てがなくなってしまうので、今回簡単に必要な内容を抜粋します。

①簡単な概要
②自分の勤務体制について
③日常点検の内容
④月次点検の内容
⑤年次点検の内容
⑥設備管理基準について
⑦各種試験の結果
⑧事故発生時等の対応内容
⑨高圧及び特高設備の簡単な概要(右欄へ記載)
⑩会社管理体制、組織図の作成
⑪電気設備の設置者と管理会社の社判押印
⑫実務経験年数(左欄へ記載)
⑬会社名および役職(左欄へ記載)

簡単にまとめるとこんな感じです。

詳しくは、実際の記入例について下記でご紹介していますので参考にしてみてください。

実務経歴証明書記載例

認定でも取得まで1年以上かかる場合がある

何人か認定手続きを行ってわかったのが、場合によっては物凄く取得まで時間がかかってしまう可能性があります。

各支部によっては状況が違うかもしれませんが、僕のよく行く支部に関しては忙しいらしく、面談予約をしても半年後しか空いていない状況のようです。

ですので、もし電験を認定で取得して転職してしまおう!とか考える場合には、時間が相当かかるかもしれない、というのを念頭に行動するといいですね。

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電験認定取得に必要な実務経験とコツについて説明します:まとめ

電験の認定取得は、試験合格でない分簡単かと思いがちですが実際は相当面倒です。

特に経済産業省管轄のスタッフが非常に厳しいですので、覚悟して面談を行っていく必要があります。

まあ、実務知識が豊富であればそんなに問題にはなりませんが、変わった雰囲気で緊張するとは思うのでリラックスして挑みたいところですね。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました^^

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