保安管理業務講習を受講したので内容と感想を紹介します

電験全般
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こんにちは、でんますです。

今回は2021年4月より受講可能になった保安管理業務講習に参加してきましたので、内容や感想についてお話していきたいと思います。

ご存知の無い方のために簡単に説明すると、この講習は保安法人に就職もしくは電気管理技術者として独立する場合に必要となる実務経験年数を最大2年短縮させる講習となります。

通常では下記の通りですが、講習を受講することで第3種と第2種の必要経験年数が第1種取得時と同じ3年以上に短縮されます。

ですので、場合によっては早く仕事に就くことができたり、独立ができたりといったことが可能となります。

ただ、前述した通り実施開始となった2021年4月現在まだ1回しか行われてないので、次回参加するけどどういった内容なのかな?とか、そういった方向けにご説明できればと思います。

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保安管理業務講習を受講したので内容と感想を紹介します

この保安管理業務講習ですが、現在は各都道府県にある保安協会さんでしか実施されておりません。

その理由については諸説あるのですが、実施には経済産業省の許可がいる講習ですのでそれなりの講習実績とマンパワー的なものが必要ということもあり、一般的な法人では参入が難しい状態となっています。

下記リンク先の経済産業省HPに講習実施者の要件などが開示されてはいますが、内容がなかなか厳しいので厳格に行われる講習内容なのかなと思います。

保安管理業務講習について(METI/経済産業省)

受講したからこそ言えるのですが、何台も訓練用キュービクルを用意し試験器も用意してさらには教える人(実務経験者)を何名も確保しないといけないので、これから法人を立ち上げて参入するとなるとなかなか難しいのではないでしょうか。

保安管理業務講習の内容について

肝心の講習内容は下記の通りです。

丸々5日間、まあ平日1週間保安協会さんに通う必要があります。

僕は関東電気保安協会さんのところで講習を受けましたので、千葉にある研修センターで受講しました。家から遠いので大変でしたが、なんとか無事修了することができました。

なお、この講習内容ですが今後変わる可能性が非常に高いです。

最後にアンケートを提出したのですが、アンケート結果によっては講習内容を変更すると明言されていたので、おそらくより実務向けの講習になるのではないかと思ってます。

僕も個人的に座学が多すぎてもっと実習の方を強化したほうがいいのでは?といった内容のコメントをさせていただきましたので、同じことを考える人は多いのではないでしょうか。

保安管理業務講習参加について

この講習は定員がありますので、定員に達してしまうと受講ができません。

しかも、受付開始された30分後くらいには締め切りとなってしまうことがほとんどとなっております。

ですので、各保安協会さんのHPを定期的に確認してチャンスを逃さないようにしたいですね。

関東電気保安協会さんでは、TOPページのお知らせで受付開始予定日を教えてくれていますので、定期的に確認するといいのではないでしょうか。

保安管理業務講習参加の手順について

関東電気保安協会さんのHP例となってしまい恐縮ですが、以下の通りとなります。

①まずはTOPページの『講習会のご案内』をクリックします。

②次に『保安管理業務講習(連続5日間)』をクリックします。

③次に『日程とお申込みはこちら』をクリックします。

④受講日がいくつか出てくるので、参加したい日程を選びクリックします。

現在は全て満席なので、クリックできませんがこの黒いところが白抜きで表示され、定員数も表示されます。ですので、まだ空きがあるのであればチャンスとなります。

⑤クリックできると下記のような入力画面になるので、各情報を入力すると登録完了です。

登録が完了すると下記のような感じになります。

登録が終わりしばらくすると、自宅宛てに封筒が届きます。

この講習は受講費用が高いです。

ですが、内容が転職や独立向けということもあり通常であれば自腹になるのではと思います。辛いです。

今回保安協会の社員さんが多く参加されておりましたが、そういった人たちは無料(会社負担)なので若干うらやましいなと思いました。

話が逸れましたが、とにかく実務経験を第三種であれば2年も短縮できるので、費用対効果は高い講習なのではと思っております。

税込み11万ですから、なかなか厳しいですよね…

という感じで、参考になればと思います!

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保安管理業務講習の内容や感想など

様々なご意見があるのではと思いますが、僕個人の意見で言えば参加は大いにありです。

理由として、保安協会さんが経済産業省と何度もすり合わせして講習内容を固めておりますので、主任技術者としてどういうことをやっていくべきか?とか、どの点に注意して点検をしていくべきか?など、自分の業務の棚卸し的観点から考えても非常に有意義な内容になっていると思います。

むしろ、保安協会に所属している人以外の主任技術者全員は、必ず1回受講しておいた方がいい気がします。

保安協会さんは、この講習内容をおそらく毎日のように叩き込まれているはずですので必要ないですが、それ以外の人たちはきちんと法律に則ってどういった保安管理の業務(工事、維持、運用)をしていくべきか、体系的に学んでいないのではないでしょうか。

そういった意味で、この講習は転職や独立向けではありますが自分の業務レベルの向上という意味でも参加することで満足感を得られるのではと確信しています。

保安管理業務講習の今後

現状、おおまかに分けると座学が4日実習が1日ですが、今後はより実習に重点を置いて実施されていくのではと思います。

例えば、座学と実習が6:4の割合くらいで毎日あるようなカリキュラムになるのでは?と考えています。

とはいえ、ブラッシュアップされたとしてもたった1週間の講習だけで最大2年短縮されることについて、本当にこれでいいのか?という疑問はぬぐえません。

例えば、実務をしていないけど第三種電気主任技術者免状取得後3年経過した人が受講したとして、その人が電気管理技術者として独立できるのか?というと、できないのではと思います。

とすると、この人がこの講習を活用するためには独立ではなく保安法人などの会社に所属するしかないので、必然的に保安協会へ誘導されているのでは?といっても過言ではないです。

反対に実務経験が十分にあって、専任経験もあるし試験器も多少操作できるとなれば電気管理技術者として独立も可能ではないでしょうか。

ですので、講習の受講にかかわらずあくまでも一番大事なのは現場実務経験この1点だけです。

ちなみに、僕はこの講習を受講し実務経験を短縮することで選択肢の幅が広がると実感しました。

学習内容についても、実務面で言って自分のこれまでやってきたことが間違っていなかったと確認できただけでも、参加の価値はあったと考えています。

どうしても保安管理が自己流に染まる傾向が強い業種ですから、仕方がない部分はあるのですがそれを経済産業省が望んだ方法に直せるいい機会になりました。

ですので、主任技術者の業務についている人もいない人も、主任技術者免状を取得している人はもれなく受講したほうがいい!と断言できる講習かと思います。

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保安管理業務講習を受講したので内容と感想を紹介します:まとめ

ということで、久しぶりにブログ記事でまとめさせていただきましたがいかがでしたでしょうか?

何度も言ってますがこの講習は割と高額の上に基本会社持ちにできないので、それなりの覚悟がないと参加できないのではと思います。

ですが、逆に言うとこの金額を捻出してでも行動をするという強い意志があるのなら、講習の効果もさることながら必ず自分のためになる経験を得られるはずです。

是非とも講習に参加し、ご活躍することを願っております。

さて、話は変わりますがこのブログも電気資格の試験対策とうたっておる中で、今回このような内容の記事を上げさせていただきましたが、今後はより実務に特化した内容の記事をまとめていきたいと考えております。

そのために、電気管理技術者となる道も視野に入れて行動していこうかというところです。

まだ少し先ですが、電験で独立して食べていけるようになるまで記事として配信できればと考えておりますので、もし興味がある方がいればご期待いただければと思います。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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